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<title>PLUTO 6―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (6) (ビッグコミックス)</title>
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<description>まごう事なく名作です。
この「PLUTO」と云う作品をまだ読んだ事がない、と云う方は・・・幸せかも知れません。
なにせ月イチ連載ですから、まあぁぁぁジリジリします！

そんな幸せな方には、ある程度ま...</description>
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まごう事なく名作です。
この「PLUTO」と云う作品をまだ読んだ事がない、と云う方は・・・幸せかも知れません。
なにせ月イチ連載ですから、まあぁぁぁジリジリします！

そんな幸せな方には、ある程度まとめて読む事をお勧めします。
ソレほどに次！次！早く次！と読みたくなる作品ですから。

早く〜次ぃ〜！原作ではロボットが殺されても（壊されても）周りは淡々としていたが，リメイク版では同じような場面で重い空気を感じた。ロボット達にも特別な感情があるのだろうか。
何というか，原作よりずっと人間らしいロボットが動き回っているのがリメイク版だと思う。だから“命”にも重さを感じさせるような気が・・・。
現在の社会に必要なことが書き加えられていると思う。現代は，「怒り」という感情を人に ぶつけてばかりで，自分で自分をコントロールすることができない人が多い。自殺や殺人などの急増。この社会は命を畏怖するという心を失いかけているのだ。
かつて人間は命と命をつなぐ存在であった。そう，かつては。そしてロボットが人間に取って代わり，世代を超える存在になろうとしているのかも知れない。そうなると，命と命をつなぐという考え方はもうこの世界に必要のない考えとなっているのかもしれない。
だから，アトム，いやPLUTOも命と命をつなぐという事を取り戻す役回りを務めているのではないのだろうか。
原作では、いとも簡単にロボットが壊されているコマがあった。「破壊」という行為に対し、アトムたちロボットがどのような感情を露わにするか、それほど焦点は当てられていないようだ。唯一エプシロンは、子供たちのことを思い、子供たちの為に壊されていったが…。
リメイクのPLUTOでは、ロボットも人間と同じような感情を持ちうることが増幅して伝えられる。中でも印象に残ったのが、あのロボット夫婦だ。同類が壊されたならば、「そうですか・・・」涙の一しずくばかりで終わるのが原作での流れなのだが、彼らはそんなに簡単に考えてはいない。彼らの感情自体が彼らロボットたちを苦しめているのだ。「たかがロボット。」「作ろうと思えば同じものを作れる。」それは大きな間違いだ。外見、中身がまったく同じであろうとも、感情は別物だ。ロボットも、人間たちとの生活を楽しみ、さまざまな思いを共感する。人間とともに同じ時を過ごしているのだ。ロボットの方が一秒・一秒を懸命に生きていると言っても過言ではない。いつ壊されてもおかしくないのだから。
これらのことから、PLUTOは「命」の大切さを伝えたいのだと私は思う。命は、簡単に壊し、処分してはいけない。「今生きろ。」これが、彼からのメッセージなのではないのだろうか。
１８００年代。世界には差別が存在した。人が人を奴隷として扱ったり，命を奪ったりしていた。そんなことが許される時代を，人類は体験している。そして，近未来を描いたPLUTOの中でもそうなのである。人間はロボットを殺せる（破壊できる）。だがロボットが人間を殺すことは許されない。
なぜだろう？なぜ人間はロボットを殺せるのだろう？ロボットも人間と同じで生きていることに変わりはないはずだ。PLUTOにたびたび出てくる「一体５００ゼウスでいいよ」という言葉。人間から見てロボットは、このくらいの価値でしかない。ロボットも必死に存在を示そうとしている。だが、人間はそれを許さない・・・・。
私達人間が今、忘れかけている〈生きる〉とは？について考えさせようとした漫画ではないだろうか？この展開がどうなるか。まだまだ、この先が気になる作品だ。友人の家に行ったら、
「PLUTO借りてく？6巻しかないけど。」
と言われた。
「うん！」
確か・・・たくさんの孤児の養父をやってるプロレスラーのロボットが戦いに行くところまで読んだ記憶がある。3巻くらいまでか？
ピアノのうまいノース2号とうロボットの話が切なかったな〜。
とにかく！抜け落ちた2巻分は、気合で読むぜ！！と、読み始めたら、
この巻、謎解き部分でかなり重要な巻ではないですか！


ロボットたちの苦しみが痛い。
ああ、人間はなんて愚かなのですか〜！！！
復讐のためにはなんでも利用しようとしてしまう。
これからど〜なっちゃうのよ？の第６巻でした。

「鉄腕アトムってこんなに深い作品だったんだな〜。」
と友人に言ったら、
「違う。原作は、もっと、こ〜、ボカスカ、=3 ボカスカ =3 な感じ。」
と殴るアクショ入りで言われた。
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<title>芸術新潮 2008年 11月号 [雑誌]</title>
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<title>ブッダ全12巻漫画文庫</title>
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手塚版“ブッダ”の内容の素晴らしさは他のレビュアーの方の書かれている通りですが、私は特にこの作品に手塚先生のドラマツルギーのすごい非凡さを見ることができると思います。  三十代半ばでまさに劇的な最後をとげたキリストに比べて、仏陀の生涯は本来ドラマにしにくいと思います。 第一巻のおしまいになっても主人公がまだ生まれてもいないという破格の構成は初めて読んだときぶっ飛んだものですが、この物語の最初の主人公はパーリアのタッタです。 

（ここから先はネタバレになるのでこの作品を未読の方はお止めください）少年時代のタッタは動物の心の中に入り込む能力を持ち、また他人のために自分の命を投げ出すことのできるという、言ってみれば生まれながらのリトル・ブッダです。 ところが家族と親友チャプラを殺されたことに対する恨みからその復讐に生涯をかけるようになります。 後にブッダの最初の弟子となり、修行時代のシッダルタにもかなり協力していたタッタが、物語の終盤で結局復讐のために命を落とすという皮肉は強烈です。 ブッダの“とらわれるな”という教えと正反対のことをしています。 しかもあろうことが、彼の向こう見ずな復讐のおかげでブッダの同胞のシャカ続は滅ぼされてしまうのです。 弱虫で結構自己中心的なシッダルタがブッダに成長していったのとは逆に、もともと豊かな仏性をそなえていたタッタが現世の醜さに毒されて、ついに殺戮の中に自らの命を失うというこの合わせ鏡のような構造は含蓄が深いと思います。  ブッダのような聖人はまず滅多にいませんが、我々のほとんどはタッタのような生き方をしているのではないでしょうか（いや別に人を殺すと言う意味ではありませんが）。 この人間の運命に対する鋭い洞察力が、えてして退屈なものになりやすい聖人伝に生き生きとしたリアリティを与えているのだと思います。「なぜ人は生きるのか」という疑問を10代から抱き、釈迦の教えにたどり着いたのはまだ最近。釈迦をここまでキュートな王子に描けるのは手塚さんしかいないかも。幼少のシッタルダ、アッサジ、スジャータ、子どものタッタが何とも可愛い。仏教、釈迦の人生や思念を生き生きと描き、ユーモアやエンタテイメント性を含んだ分かりやすく親しみやすい内容は、堅苦しくなく読みやすい。衝撃的なアッサジの死ぬシーンは恐怖と慈悲の心に泣き、それを目撃するシッタルダの感情に激しく同情し、ミゲーラを看病し続けるシッタルダに泣き、ダイバダッタの嫉妬と不安に人間はそういう所があるなど様々な感情を触発されます。人間は醜い、弱い、美しい、優しい...人間の心は常に一定ではなく、気高く清らかに思える人でも、苦悩と葛藤と共に生きているのではないかなと。けれど、そんな人はやはり光輝く、そして人を癒すものを持っている。それが「慈悲」の心だと思っています...。全ての生きとし生けるものに対する愛は、自分の事の様に傷つく事が始まりなのかなぁ。歩いていて、突然、周りのすべてが輝いていることに気づく瞬間があります。
そういう「世界の息づき」のようなものが、物語から飛び出してくるようなまんがです。
手塚先生からの贈り物、子供でも一気に読めると思います。
あたたかいものと、無常観のようなもの、相反する大きな感情が、矛盾なく胸の中に満ちてくる、傑作だと思います。いざ仏典を読むとなるとしきいが高すぎるが、本作は漫画という媒体で気楽に読めるので、仏教に興味がある人はもちろんそうでない人にもお勧めできる。

ゴータマ・シッダルタが生まれて悟りに至る過程から最期を迎えるまでを全12巻に渡って（一部、創作を加えながら）見事に描いている。個人的には悟りに至るまでの過程が面白く印象に残った。特に修行仲間であるアッサジの最期は衝撃的。腹を空かせた狼たちに自ら身を投じることで、"犠牲"の精神を究極の形で実践してみせたアッサジ。これを見たシッダルタはショックを受けるが、その後悟りに至り、"ブッダ"となるのである。

それから2千年経った現代というこの時代を考えると、残念ながらブッダの説いた"犠牲"や"慈悲"といった精神性が尊重されているとは言い難い時代である。"お金"と"物質主義"に価値を置く現代では、むしろ蔑ろにされているのが現状だと思う。我々人類は2千年前と比べて精神的な意味でそれほど進歩していないことに本作を通じて気づかされた。

とにかく、宇宙の根源とか壮大なテーマについて色々考えさせてくれる良書なので老若男女問わず全ての人にお勧め。子供のころ、小学校の先生から「漫画本は読めば読むほどバカになる」と言われて
そういうものを買うのは恥ずかしいことだと感じてしまっていたころ
東京の大きな本屋さんのレジで一般書を買って並んでいると
前に並んでいた外国人の人がなにやら自分が選んだ日本語の本が本当に買うべきものだったのか
隣のサラリーマン風の紳士に尋ねたところ、その紳士は流暢な英語で答えてあげていました。
外国の人は笑顔でお礼を言って、最後に「あなたは何を買ったのですか？」と聞くと
その紳士は１０冊ほどの単行本を見せて「コミックブックですよ」と答えて
相手は「それはナイスですね」と答えていました。

その紳士がまとめ買いしていたのが、手塚治虫の「ブッダ」でした。
ただ当時はその表紙だけを見て、何の漫画だかは分かりませんでした。

それから数年後、本屋でみかけたブッダの漫画を見て、是非買おうとして
あらためて表紙を見たら、あのとき紳士が買ったものであることを思い出しました。
そして家に帰ってブッダを読み終えて、自分が海外の人にも胸を張って見せられるマンガ本を
読んだことに気づきました。

私が最も印象に残っているのは、奇しくもこの全集のカバーになっているウサギが出てくる場面で
ブッダのためにウサギが火に身を投げるシーンでした。

このような漫画でブッダの教えや悩みを表現する手塚先生の業績の素晴らしさを
あらためて認識しています。

これからも、日本の、そして世界の子供たちに推薦したい良書だと思います。

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<item rdf:about="http://book-a031.book-buys.net/detail/04/4091920047.html">
<title>MW(ムウ) (1) (小学館文庫)</title>
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<description> 主人公の結城は、毒ガスによって良心のない人間へと、悪魔へと変貌しました。
 では、良心がないとは、一体どういうことなのか――その答えは、「迷いがないこと」です。

 結城はなんの迷いも、ためらいも...</description>
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<![CDATA[
 主人公の結城は、毒ガスによって良心のない人間へと、悪魔へと変貌しました。
 では、良心がないとは、一体どういうことなのか――その答えは、「迷いがないこと」です。

 結城はなんの迷いも、ためらいもなく、男に抱かれ、女を抱き、人を騙し、殺めることを繰り返しました。そしてその結果、世界の存亡を左右する兵器まで手にします。それは、一体何を表しているのでしょうか？それを考えたとき、これが決して、ただのお話でないことに気付かされます。

 物語の最後は、決して終わらせることのできない、戦争というもの、良心を捨てた人々のしたたかさを、象徴しているようにも思えます。

 救いのない話ですが、だからこその重みを感じました。 読んでいる間の居心地の悪さ、読み終えた後味の悪さと、手塚治虫の問題作と言ってもいい作品。心がほっこりする、あたたかくなる、揺さぶられる、といった感情とは正反対の思いを抱かされる漫画ですが、一方で、主人公・結城美知夫の徹底した悪の魅力に引きつけられる側面もありますね。メフィストフェレス的な「悪」の魔力、「悪」の微笑みのようなもの。そこに、妙に惹かれる雰囲気を感じる作品でもあります。
 結城と賀来（がらい）神父とのホモセクシャルな関係、結城の「悪」に翻弄される賀来の葛藤と懊悩がまた、この作品を構成している太い柱のひとつとして、強く印象に残りましたね。
 複雑・微妙な味のするエンディングの１コマにも、残り香のように後を引く余韻があります。
 タイトルの「ＭＷ（ムウ）」とは、某大国が化学兵器として開発した猛毒ガスのこと。と同時に、ＭＡＮ（男）とＷＯＭＡＮ（女）の呪縛を超えて、「悪」の化身として生まれ変わった結城美知夫のことを暗示しているのでしょう。その「悪」の存在を一方的に否定できないどころか、「悪」の誘惑、吸引力にある種の美しさを感じて引きつけられてしまう人間の不思議な側面。
 手塚治虫のブラック・マジック、黒い魔法に魅せられたような、そんな妙味を感じた漫画です。私は、この本がよく分かりません。

、女、愛、宗教そして少し出てきた兄弟
美しいと言われてきたテーマがことごとく主人公に潰されていく。
それも見事に玉砕です。

これをご覧になられる方は
１巻の解説も一緒に読まれることをお勧めします。

この部分を読んだ後、
TVで討論の番組を見るとまた違った見方ができると思います。




手塚治虫先生が、日本漫画界に於いて、唯一絶対の神だと言うことは誰しもが認めるところであるし、その要因を数え上げればキリがないでしょう。しかし、手塚治虫が戦後漫画に及ぼした最大の影響ーそれは、本来タブーとされていた｢性｣を、二次元世界であるコミックの領域に持ち込んだ事・・・それに尽きるのではないでしょうか。それによって現代日本が世界に誇る「MANGA」文化は、より深く、より身近に現代人の苦悩までも救い上げる存在となり得たのだと思われます。この作品においては、登場人物たちが哀しいまでに自らの｢性｣に振り回され、破滅していきます。主人公の結城美知夫は、｢悪｣の象徴化であると同時に、人類が持って生まれた原罪の象徴でもあります。だからこそ、彼に関る人間達は、彼を憎悪しつつも離れることが出来ない。むしろ、どうしようもなく惹かれていってしまいます。読んで頂ければお分かりになるでしょうが、もはや彼は一人の人間としての存在を超越しています。これは単なるピカレスクロマンを超えて、時代を超えた｢悪の寓話｣なのだと思います。(実際、｢整合性｣という点に置いては、首を傾げたくなるような場面も多々見られます)｢鉄腕アトム｣等で｢正義とは何か｣を追求し続けた手塚先生は、同時に｢悪とは何か｣という疑問も追及せずにはいられなかったのでしょう。ここでは、結城美知夫個人としての悪だけではなく、社会悪としての戦争がもたらす悲劇、も描かれていて、その点に於いても読み応えを感じます。巨匠の名声に甘んじることなく、常に未開の地平を開拓し続けた手塚先生の野心作。｢手塚漫画は健全すぎてちょっとね・・・｣という方に、是非お勧めしたい作品です。この本の絵は手塚氏の絵ですが、内容は一般的に認知されている手塚治虫の漫画とは対照的な内容です。主人公は、始めこそ、昔、吸わされて死の寸前にまで追いやられたガスの関係者への復習が目的ですが、後半はただの自分の狂気（これもガスの影響の一つかもしれません）のためだけに行動します。ここまで狂気に暴走する主人公は、他に知りません。たいがい狂気に走る人には、それなりに理由があり、それにもゴールがあるはずですが、彼には、それらが無いように思えます。物語の最後などはW3などにも通じる「あっ」と言わされるような内容です。（スピルバーグの映画にもエンディングが二転三転しますが、元祖は手塚であるような気がします）こんな本を書いている（書ける）からこそ、手塚氏の漫画は奥が深くて非常に面白いです。
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<title>MW(ムウ) (2) (小学館文庫)</title>
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<description>最初に思ったのはこの言葉です。読み終えた時、愛や正義をモチーフにした天才の手塚治虫がこんな作品を作り挙げたことにある意味での喜びや感動に胸が震えました。一つの計画を自らを犠牲にしてまで成功させる、警...</description>
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最初に思ったのはこの言葉です。読み終えた時、愛や正義をモチーフにした天才の手塚治虫がこんな作品を作り挙げたことにある意味での喜びや感動に胸が震えました。一つの計画を自らを犠牲にしてまで成功させる、警察までも欺く青年。このような作品は近年出され社会現象を生みましたが、その原型がこの作品のように感じます。完結。結城と賀来の運命を狂わせたＭＷという毒ガス兵器。ＭＷに侵され余命の少ない結城の目的は、そのＭＷを使用し、全人類を道連れにすることだった！？賀来は結城の目的を阻止しようと動き出す。だが、とうとう結城はＭＷを手に入れた！！軍や警察が入り乱れ、全人類の命を守るため、結城からＭＷを奪おうと画策する。そして、最後の切り札として、結城の兄・歌舞伎俳優の河本玉乃丞が呼ばれた。結城に瓜二つな彼は…そして賀来は、結城を止め、そして人類を救うことができるのか！？かなり非道な性格の主人公・結城ですが、何故か嫌いにはなれません。この世界のどこかに、きっとＭＷのような毒ガスがあるんだろうな、と思うと背筋が寒くなります。近い未来の一場面を見ているようでした。ラストのブラックな感じがまた、イイカンジ。手塚さん、やるぅ！！ 10年以上も前に初めて読んだときには、その物語展開に慄然としたことを強く記憶しています。当時はまだ「ブラック･ジャック」や「火の鳥」といった、正義を判りやすい形で提示してくれる作品領域を越えた手塚マンガに接していなかったために、この「ＭＷ」は手塚マンガの掟をやぶった堕天使の物語として、脳天を打ち砕かれるような衝撃を受けたのです。男色、殺戮、涜神、そして読者をあざ笑うエンディング。登場人物のほとんどが「限りなく利己的」で「果てしなく退廃的」です。以来このおぞましい物語の記憶が頭を離れず、今日まで再度手にすることに恐れを感じてきた作品です。 手塚は必ずしも正義をストレートに描くマンガ家ではないことを、この15年で私も徐々に理解してきました。勇気をふりしぼって今回再読したのですが、これは正真正銘の手塚マンガでした。 そしてこの「ＭＷ」はラストをすでに知った上で読み返すと、強い憤りを持った反戦への祈りという、実にわかりやすい、手塚の繰り返し描いてきたストレートなメッセージ全編を貫いていることに気づくのです。 「ＭＷ」のエンディングが多くの読者が期待したとおりのものであったならば、一読には値しても再読を強く勧める作品にはならなかったと私は感じるのです。妥協を許さぬエンディングを用意することによって、読者にある種の覚悟を手塚は要求したのではないでしょうか。これだけの重いテーマを扱う上で、手塚は作家として読者に真剣勝負を挑んだに違いありません。 だからこそ、この作品に手を出す前に読者は自らに問い掛ける必要があります。今、手塚と徹底的に切り結ぶだけの覚悟が自分にあるのか、と。 強く勧めると同時に、多くの読者に注意を呼びかけたい秀作長編です。「ＭＷ」を手に入れる為に殺人を繰り返していく美知夫。それに惹かれる女達。神父の葛藤。最後の飛行機でのシーンは中々のものです。人間の持っている「恐怖」の側面を見せつけるようなこの作品。ぜひご覧になってください。
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<item rdf:about="http://book-a031.book-buys.net/detail/06/4091815561.html">
<title>PLUTO 5―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (5) (ビッグコミックス)</title>
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<description>Plutoといえば、地上最強のスパルタンなロボット。アトムといえば科学の子。
その漫画を愛する浦沢直樹ならではの心理ミステリー。
究極のロボットは感情をもつか、人間の心理を解析しつくして、目覚めさせ...</description>
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Plutoといえば、地上最強のスパルタンなロボット。アトムといえば科学の子。
その漫画を愛する浦沢直樹ならではの心理ミステリー。
究極のロボットは感情をもつか、人間の心理を解析しつくして、目覚めさせる鍵が、ある特定の感情なのか。
イクサをするプログラムを組み込まれたイプシロンが、Monsterのあのキーマンにあてがわれているところもいい。
アトムの眠りをさますのが、どんな感情になるのか、楽しみに待ちましょう。
最後にある、あとがきも味のある考察を見せてくれる。
すばらしい名作。
あといくつ、楽しませてくれるのだろう。悲しみを理解し、それがなければこんな思いをすることはないのに…と
思考するロボット。それはもうすでにただの機械ではなく＜生き物＞だ。
人と作られたモノ・ロボットの境界線は、この作品の中ですでにカオスである。
その事に気付きはじめた人やロボット達…。
派手なロボット達の戦いの裏側で、その問題にどういう落とし所を
見つけるのか、どう読ませてくれるのか、熟練の作者の手腕に期待している。
アトムが目覚めたとき、物語は一気に終結に向かうのだろうか。原作アトムの地上最大のロボットは、20数年前のアニメで見た覚えがあります。
そのときも、次々と強力なロボットたちが戦い倒れていく描写が斬新で衝撃的で
またかっこよくて印象に残っていましたが、
これを浦沢氏がマンガにすると、想像できないくらいにおもしろい物になっています。
最高の脚本、構成、シナリオ。
スピーディかつ繊細な展開に夢中になります。
これが日本のエンターテイメントの底力ですね。浦沢本は好きなんだけど、元ネタが鉄腕アトムの話って聞いて、つい最近まで読まずにいたんだけど、何気に読んでみてビックリ！一気にここまで読んでしまいました。
…私、鉄腕アトムって、アンパンマンみたいな話だと思ってたんだ(;^ω^) お茶の水博士ジャムおじさんかと(^ω^;)(;^ω^)
めちゃくちゃテーマが重いです。その分、読みごたえたっぷり！
早く続きが読みたい！ 手塚作品の行間を、シリアスで埋めた浦沢作品の第５巻。

手塚作品ではごく短い１シーンだったものを、
独自の解釈でシリアスに展開していく。
総論としてはゆったりとした進み方なのだが、
各論はスピード感のある行間の埋め方だ。

プルートゥの輪郭がおぼろげに見えてきたり、
登場人物（この世界ではロボットも人と同じだ）の
バックボーンが明らかにされたりと動きのある巻。

次巻が待ち遠しい。
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<item rdf:about="http://book-a031.book-buys.net/detail/07/4087471063.html">
<title>手塚治虫の旧約聖書物語 (1) (集英社文庫)</title>
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<description>手塚治虫の作品が大好きで、ほとんどの本は持っています。
その中で一番の期待はずれ・・・。「手塚治虫」の名前を冠することさえやめて欲しい。
絵のタッチも「アニメ版」をそのまま紙にして本にした感じで、手...</description>
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手塚治虫の作品が大好きで、ほとんどの本は持っています。
その中で一番の期待はずれ・・・。「手塚治虫」の名前を冠することさえやめて欲しい。
絵のタッチも「アニメ版」をそのまま紙にして本にした感じで、手塚治虫の作品であるとは言い難い。ストーリーも唐突。 それが邪道と誰が決められようか。アニメによっても、聖書に書かれている言葉が引用され、その内容がイメージとして広げてくれているならば、ここからも聖書の世界に入ってゆくことができる。
 手塚治虫がこの世を旅立って２０年近くなるが、いまだに手塚漫画は多くの読者に愛されている。その中では少し地味なものに「旧約聖書物語」がある。
「はじめに神は天地を創造された。地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いた。神は言われた。〈光あれ〉こうして光があった」…カラー絵によって天地創造の世界を描くのは、手塚の独壇場であり、大人もこの世界に引き込まれていく。続いて、アダムとエブが禁断の木の実を食べて、エデンの園を追放される場面もリアリティがある。 
「ノアの箱船」をどう描くかも注目されるところであろう。本書表紙絵に載せられている。普通想像するのより大きく、ごてごてしている。現代のボートふうでも、客船ふうでもない。聖書の記述をよく読めば、納得がいく。４０日の大雨、洪水を経て、たどり着いた大地で生き物たちが代々とこしえに生きていける契約の印がおされる。
「バベルの塔」をどのように描くか、ずいぶん苦心したようである。手塚漫画を一例として、我々もまた自分の聖書物語を自分なりに描いていいのではなかろうか（雅）私は手塚作品が大好きです。どれも非常にストーリーが奥深く、読み終わったあとの余韻が大きいのです。佛教の祖、釈迦を描いたブッダも同様、大きな感銘を受けました。そのつもりで読んだら、がっかりしました。ストーリーは一話一話全く別になっているので、それぞれがあっさり終わってしまうし、加えて絵はアニメーションで見ずらいし。よってこの作品を購入されるなら、手塚作品としてではなく、本当に旧約聖書の入門書としてのつもりでないと、悲しい結末になるかと思います。旧約聖書の解説本はたくさんあります。これは手塚治虫による旧約聖書物語。フルカラーで旧約聖書の初心者にもとっつきやすい内容になっています。決して写実的とは言えません。手塚ワールドに抵抗のある読者の方は、好き嫌いがはっきりすると思いますが、一度通読されることをお薦めします。文字だけでは印象とし残りにくい話も、絵という視覚的な助けがあれば、記憶に残りやすく、そのためには有用な書物であると思います。子どもの頃、日曜学校(ってわかるかな？)で聞いた話がそのまま本になりましたって感じで、難解な言葉で書かれた聖書の世界が分かりやすく描かれてます。宗教心とは切り離した、手塚作品としてだけでも一読の価値あり。
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<title>火の鳥 (1) (角川文庫)</title>
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<description>今でこそ市民権を得た感のある「漫画」ですが、作品はもちろん「珠玉の出来」であるのですが、やはり僕は「医者」という職業よりもこの「漫画」という世界を選らんだ職業の開拓者としての手塚治虫に敬意の念を抱か...</description>
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今でこそ市民権を得た感のある「漫画」ですが、作品はもちろん「珠玉の出来」であるのですが、やはり僕は「医者」という職業よりもこの「漫画」という世界を選らんだ職業の開拓者としての手塚治虫に敬意の念を抱かずにおられない。 手塚のこのマンガはできれば大型本を手に入れて読みたい。以前発売されたA4サイズのものが朝日ソノラマから出ていたはずである。スケールの大きな作品は、文庫本のようなちまちました版ではだめである。しかし文庫サイズでも、あたりまえだけどその内容は変わらないし、文句のつけようがない。
 人間の究極の生きる意義･生命の偉大さ、それと同時にはかなさに真面目に取り組んだ手塚のライフワークである。初めてこれを読んだら、人生、変わるよ、自殺したいと思っている人が読んだら、なんてつまらないことを考えていたんだろうって本当に思うようになるよ。
 
 何度読んでも古くならない、古さを感じない究極の名作だと思う。床についていたので、１３巻まで一気に読みきった。
特に小学生の頃に読んでいた１−３巻に出会い再び感動した。
もちろんそれ以外のストーリーも十分に深く、哀しく、どんな歴史を経ても鑑賞に堪えうる物語だと思う。そしてそういったマンガは稀有な存在だ。
自分の子供にも自信をもって読ませたい、日本が誇る名作。
小学校の図書館とかにぜひ置いておいてほしい。遠い遠い昔から、遥かなる未来まで。不老不死、不滅の象徴である火の鳥を巡るエピソードを描く大河ドラマならぬ大河マンガ。メッセージ性の強いものから娯楽性の強いものまで、作者がライフワークとしていたのもうなずける、とても充実した内容です。いつの時代も変わらない人間の欲望の醜さと愚かさ、科学万能主義への警鐘、人類の行き着く先への不安などなど、他の手塚作品でもよく扱われているものが、本作でも強く読み取れます。が、なによりも、作者の大きな想像力・創造力としっかりとした構成のもと、マンガの楽しさおもしろさが十二分に味わえる傑作です。この後「アトム編」を描く予定だったそうですが、果たされないままだったのが、なんとも悔やまれます。 手塚治虫氏の作品はこれまで、ブラックジャック、きりひと讃歌、アドルフに告ぐを読んだ程度ですが、既に彼の取り組むテーマに引き込まれ、また凄みに魅了されてしまっています。 松本零士氏の取り組んだ銀河鉄道９９９のストーリーの主題の永遠の命との共通する内容が多くありました。 個人が生き続けるのか、遺伝子として生き続けるのかという疑問を作品中様々な角度で、捕らえようとしています。 また、火山の活動により外界へ出れなくなった夫婦が、十数年生き延び、その長男が崖を登り世界へと旅立つことに成功する。 ある種、ノアの箱舟に非難した一族が、再度新しく人類を増やし始めるような、そんな話と類似している。
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<title>火の鳥 (2) (角川文庫)</title>
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<description> 手塚は、自分のことを「荒唐無稽の漫画家」と言った。哲学・宗教的なテーマが多いからだろうか。未来編では永遠の命を手に入れてしまった、凡庸な主人公がライバルを蹴散らして地球の生命が発生するまで、待とう...</description>
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 手塚は、自分のことを「荒唐無稽の漫画家」と言った。哲学・宗教的なテーマが多いからだろうか。未来編では永遠の命を手に入れてしまった、凡庸な主人公がライバルを蹴散らして地球の生命が発生するまで、待とうとする。文明の英知によって滅ぼしてしまった人類の愚かさ。試験管で生み出す生命が、神（永遠）からの裏切りによって死滅していく。
 主人公を始め、「ムーピーゲーム」という昨今で言うテレビゲームに興じていく。空想は人間の与えられた力だ。これによって、文明を手に入れることができた。動物よりも余計に考える力があるためだ。
 だが、空想だけでは幸せを手に入れることができない。現実を変えてしまわない限り、人類は居ても立っても進歩しないのだ。結局は甘えなのだ。
 そのムーピーによって堕落した主人公は、仮にも教条主義ではなく人間の心を手に入れることができた。うまくつかえば可能なのだ。テレビや新聞がそう言える。しかし、問題は、彼女にしてしまったのだ。
 楽園から追放されるように、人類の発生を待った主人公は、ナメクジが人類になってしまった「間違い？」にめげても、なお自分が納得する人類になるまで待った。生まれて初めて現実を自分の力で変えようとしたが、主人公には重荷だった。孤独、幸福、絶望、奇跡。その交錯が至る所に示された名著である。 手塚治虫氏の世界に引きずり込まれてゆく昨今。これまた生命の偉大さと刹那さを感じることのできる、シリーズ第二編、未来編。 やはり、アニメーターの先駆たる彼の作品は、素晴らしいですね。 科学の最先端を操る人物でさえ、生命を試験管の中では創造できても、その生命を一度試験管から取り出すと、もろくも消滅してしまう。 ところが、放射能に汚染された地球が、何千万年、何億年と経つうちに浄化され、海中にちょっとしたきっかけで細胞が生まれ、その細胞が生命体になり、植物から順番に陸上でも生活を始める。生命を繋ぐとともに、進化してゆくことになります。 正にもう一度地球が“命の星”を繰り返しているかのような、壮大な物語です。 やや、第一編の黎明編のシーンを転用したりして、黎明編とのかかわりを演出していますね。 とにかく、医者でもあったかれの、生命への畏敬とでもいうのだろうか、医者としての限界なのだろうか、人類のわびしさのようなものも感じ取ることができましたね。手塚先生の"LIFE WORK"と言われている代表作「火の鳥」。1巻から13巻まである単行本は、一杯になった本棚のなかに納まりやすく、私にとっては嬉しいサイズです。「火の鳥」は、どの作品も大好きで、全て紹介したいのが本音ですが、ここでは第2巻について書きます。2巻は第1巻、「黎明編」(古代)よりも、ずっっと後(未来)の話。人類存続の危機に、火の鳥によって重過ぎる使命を与えられた男の物語です。たった独りで全てを背負った若者は、残酷なほど孤独な時間を、もがくように埋めようとします。一瞬で滅びた世界。それでも尚、新たな生命の誕生を待つ男と、それを見守る火の鳥。恐ろしく巨大な時が、読んでいる側にも伝わってきます。その使命を自分が任されたら?最後まで遂行しなければならない…でも、"最後"っていつ???狂いたくても、狂えない。死にたくても死ねない。考えただけでも恐い…。と言うより、こなことを考えられる手塚先生と、同じ時代に存在出来たことに感謝。「漫画の神様」と謳われた手塚 治虫がライフワークにして取り組んだ作品がこの『火の鳥』である。

『火の鳥』とは一体どういった存在なのか、その答えは「未来編」の中に集約されているように思う。

『火の鳥』は、「輪廻転生」的な宗教観とSFとヒューマンドラマが複雑に織りなした、壮大な世界観を表現した漫画作品群であり、まさに手塚 治虫がその生涯を漫画に捧げた魂の結晶体であり、単なる漫画という枠を超えて現代に生きる我々にも今なお警鐘を鳴らす不滅の作品である。
このシリーズは、まぁ、とにかく想像を絶するとでも言いましょうか。スケールがとにかくデカイ！とにかく圧倒される作品です。とにかく読みましょう。
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<item rdf:about="http://book-a031.book-buys.net/detail/10/4253903592.html">
<title>ブラック・ジャック Ｔｈｅ　Ｃｏｍｐｌｅｔｅ　ｓｅｖｅｎｔｅｅｎ　Ｖｏｌｕｍｅ　ｓｅｔ 全１７巻（漫画文庫・化粧箱セット）</title>
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<description>自分が凡人なので、天才だからできることにあこがれてしまいます。
しかし、ブラックジャックを読むと、天才だからこそ抱える苦しみというものがあることが分かりました。
読んでいる最中は、気にとめていなかっ...</description>
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自分が凡人なので、天才だからできることにあこがれてしまいます。
しかし、ブラックジャックを読むと、天才だからこそ抱える苦しみというものがあることが分かりました。
読んでいる最中は、気にとめていなかったのですが、いざレビューを書こうとしたら、思い当たったので、書かせていただきました。
いろいろな読み方ができる、楽しくて、悲しくて、面白くて、辛い物語だと思います。命の尊さ。
人の心。
作者の医学に対する思い。
が詰まった作品です。


ただ、製品にはがっかりしました。
帯やカバーを外すと、本の裏表紙は折り目が入っていたり、引っかき傷があったり、皺くちゃになっていたりして酷い有様でした。
私は中古でも本を買ったりするので、くたびれた本を読むのは気になりませんが、新品で買ったものが中古並みでは、何を求めて新品を買えばよいのでしょう。

大好きな作品だけに、出版元には失望させられました。

手塚治虫からの重要なメッセージに満ちていると思います。
いのちの大切さ、いとおしさ、生きることのすばらしさが伝わってきます。
一話ごとの読みきりのシンプルなストーリーでありながら、読む人に与える感動がすごいです。
初めて読んだときから30年近くたって今、読み返しても、いい作品であると感じます。
いつまでも残ってほしい作品です。テレビ放送が好調のブラック・ジャック。原作を改めて読み直してみるのも、テレビを原作を併せて観るのもなかなかおすすめです。買い
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<item rdf:about="http://book-a031.book-buys.net/detail/11/4087471179.html">
<title>手塚治虫の旧約聖書物語〈2〉十戒 (集英社文庫)</title>
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<description>手塚治虫の作品が大好きで、ほとんどの本は持っています。
その中で一番の期待はずれ・・・。「手塚治虫」の名前を冠することさえやめて欲しい。
絵のタッチも「アニメ版」をそのまま紙にして本にした感じで、手...</description>
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<![CDATA[
手塚治虫の作品が大好きで、ほとんどの本は持っています。
その中で一番の期待はずれ・・・。「手塚治虫」の名前を冠することさえやめて欲しい。
絵のタッチも「アニメ版」をそのまま紙にして本にした感じで、手塚治虫の作品であるとは言い難い。ストーリーも唐突。同タイトルの（１）を、ご参照ください。同様です。
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<item rdf:about="http://book-a031.book-buys.net/detail/12/404185105X.html">
<title>火の鳥 (5) (角川文庫)</title>
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<description>レオナの生き様は「自分の未来は自分でつかまないといけない｣ということを教えてくれる。そしてそのめには強靭な意志が必要だ、ということも。やる気がないとたとえ目の前にチャンスが転がってきても取り逃がすば...</description>
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レオナの生き様は「自分の未来は自分でつかまないといけない｣ということを教えてくれる。そしてそのめには強靭な意志が必要だ、ということも。やる気がないとたとえ目の前にチャンスが転がってきても取り逃がすばっかりだ。逆に強い意志を持ち続けているとたとえ客観的に見て狭い道であったとしても、それを乗り越えて自分の夢を実現させることができる。レオナとチヒロの恋が成就したのも彼らが強烈な想いを胸に抱いていたからだ。 未来編に出てくるロビタの成り立ちがわかってしまう復活編。火の鳥は各編が微妙に絡みつつ展開しているので、時々復習しなくてはならないですね。うろ覚えだが、確か「コム」に連載されていたと思う。脳の一部を人工的物質に置き換えたため、動植物を含めて有機物が土塊やとげとげの奇妙な存在にしか見えなくなり、逆に無機物が自然な存在として知覚されるという考えにたまげてしまった。冒頭の灰色のページに、横たわったレオナの身体が横の平行線のふくらみで描かれる（アトムの知覚もこうなのか）。マンガのような視覚芸術にしか許されない、強烈なイメージだった。言葉だけの凡百の哲的知覚論を一瞬にして葬る、医学者手塚のメッセージであった。この種の思想を表現する様式として、もう手塚マンガには弱点・限界があるのではないか、残念ながらそんなコマがあちこちに出ていると思う。しかし、知覚・記憶・思考・身体・意志の自由・罪・愛?、ようするに人間とは何かという問いを、マンガとはこんなにやすやすと表現できるのか、とあらためて感嘆させられる驚異的作品である。レオナと女ボスの解剖シーンは、大友克洋「ファイアーボール」に転生し、さらに、吾妻ひでお「起き方をまちがえる」（『メチル・メタフィジック』？）で大友はパロディ化される。
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<item rdf:about="http://book-a031.book-buys.net/detail/13/4087471292.html">
<title>手塚治虫の旧約聖書物語〈3〉イエスの誕生 (集英社文庫)</title>
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<description>手塚治虫の作品が大好きで、ほとんどの本は持っています。
その中で一番の期待はずれ・・・。「手塚治虫」の名前を冠することさえやめて欲しい。
絵のタッチも「アニメ版」をそのまま紙にして本にした感じで、手...</description>
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<![CDATA[
手塚治虫の作品が大好きで、ほとんどの本は持っています。
その中で一番の期待はずれ・・・。「手塚治虫」の名前を冠することさえやめて欲しい。
絵のタッチも「アニメ版」をそのまま紙にして本にした感じで、手塚治虫の作品であるとは言い難い。ストーリーも唐突。同タイトルの（１）に同じ。よろしければ、ご参照ください。
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<item rdf:about="http://book-a031.book-buys.net/detail/14/4041851041.html">
<title>火の鳥 (4) (角川文庫)</title>
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<description>手塚治虫の作品の中でも最高傑作だと思います。こうゆうマンガを描ける人は二度と出てこないと感じます。感動して、最後のシーンでは何度も泣いた思います。こうゆうマンガを描ける人は本当にすごい人だと思います...</description>
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手塚治虫の作品の中でも最高傑作だと思います。こうゆうマンガを描ける人は二度と出てこないと感じます。感動して、最後のシーンでは何度も泣いた思います。こうゆうマンガを描ける人は本当にすごい人だと思います。手塚治虫の漫画に興味をもつきっかけとなった作品です。
この本を読むまで「手塚治虫の漫画はエンターテイメントを超えて芸術の域に達している。」
という言葉を何回か耳にしていましたが
手塚治虫の漫画を読んだことがあっても、いまいちそれがどういうことかピンときませんでした。
まだ読むのに子どもだったということもあったと思います。

しかし、この本をよんでどういうことなのか分かった気がします。

生き物はどうして存在するのか、なぜ生があって死が存在するのか。
その壮大な問いに無理なくむしろ魅力をもって読む人を引きつけ漫画にして呼びかけているのではないでしょうか…
しかも漫画らしくエンターテイメント性もあり読む人をさらに引きつけている感じで、私も入り込んでしまいました。
話の構成も作り込んである感じで本当に火の鳥最高峰のゆえんが少し分かった気がします。

人間のさが、愚かさ、無力さ、少ないですがすばらしさ、などがこの本に描かれていて考えさせられます。
本当に、あまり読んで意味のないような文庫本を読むくらいならこの漫画を読んだ方がいいと思います。
火の鳥だけでなく手塚治虫の本に興味をもち、ハマったきっかけになった一冊でした。
特に、もの作りに関わる人々に読んでもらいたい、又は思い出してもらいたい。作品に己を込める、ということ、そうして出来たものは、少なからず誰かの目に留まり、見たものの心を動かすということ。我王が痛みを被れば被るほど、彼の魂の宿った作品は、一層輝きを増し、一層多くの人々をひきつける――底知れぬ悲しみからも、人は這い上がり、生きる意味を見出してゆく。どこまでもポジティブな、希望に満ちたメッセージ、ありがとう――。手塚治虫のシリーズ「火の鳥」の中でも最高傑作の呼び声高いのがこの鳳凰編。
舞台となっているのは８世紀、聖武帝の頃の奈良の都。

鬼畜のごとき殺人者だった我王はある事によって命の尊さを知り、
苦難を経て己の存在を見つめなおしてゆく。
飢餓に苦しむ人々とともに這うように生きる我王と、絢爛豪華な大仏建立を手がける茜丸。
違う道を歩いてきた二人の仏師の運命が交錯し、
印象的な生命のドラマを生み出している。

輪廻の摂理、生きることとは何かを説く仏教。
一方、政治と癒着し、権力の道具とされてゆく仏教。
そんな世の中にある欺瞞と憤りが見事に描かれ、
その中であがくように生きる生命のみずみずしさが鳳凰（火の鳥）に
シンボライズされてゆく。

時代背景、キャラクター、すべてが融合して壮大なドラマを作り上げている。
手塚治虫の全作品を通して見ても最高傑作のひとつだと感じる。 本作はなかなか凄まじい内容でした。 我王と茜丸の人生は、何かを得れた一方で何かを失うことの繰り返しである。仏教でいうところの輪廻の中での因果応報、自業自得だと言う。 その仏教を信仰することを国は統治力の強化に利用する。信仰のための大仏といいながら、その信仰の偶像を作るために、多くの森林を伐採し、生息する動物を殺生する。結果周辺の環境を破壊し、住民も飢え死にするという皮肉な展開に、哀しみを覚えました。
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<item rdf:about="http://book-a031.book-buys.net/detail/15/4041851068.html">
<title>火の鳥 (6) (角川文庫)</title>
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<description>主要登場人物の一人、雌雄同体生命のノルヴァの存在が抹消され、関連するシーンが削除されており、約100ページ程本編が短くなっています。
買うんだったら、講談社版か、朝日ソノラマ版を買いましょう。読み始...</description>
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主要登場人物の一人、雌雄同体生命のノルヴァの存在が抹消され、関連するシーンが削除されており、約100ページ程本編が短くなっています。
買うんだったら、講談社版か、朝日ソノラマ版を買いましょう。読み始め、読み終えたときの複雑感は火の鳥シリーズの中で
この望郷編が一番でした。

女性と男性で是非が分かれるんじゃないかな、と
鈍感な私はこの本だけでは間違った解釈をしてしまっていたかもしれません。
(劣性遺伝子で不幸な子ができるとわかっていていても子を産み続けた
主人公に対し、複雑な感覚があったのを覚えています。)

読後しばらくして、ヒントとなる番組がありました。
NHKの特別番組で生前の手塚氏が子供相手に話をする番組です。
その中で
｢命をもっと長い目で考えて欲しい。
君が生きて死んだその後100年、200年、1000年と
もっともっと長い長い目で考えて欲しい。
命がなくなってしまえば全てはおしまいです。
何もかも全ておしまいなんです。｣
と熱く語っていたのを覚えています。

｢生き物に与えられた使命は命をつなぐこと｣
絶望的な環境に置かれても生き物だったら使命を果たせ
なんとなく戦争、終戦を生きた世代独特の倫理観です。

それに比べて私の世代は｢いいもの｣といううに
選別の世代という感じがします。
｢いいもの｣を選べばおのずと種類は狭くなる。
命に対しそれは危険だと思いました。
遺伝子売買は今は商売として成り立っているとしても
長く続けていれば結果は近親相姦そのものなんじゃないか。
今ある命の裾野を狭めてはいけないと考えるようになりました。

今、もう手塚治虫さんはいません。
残された私達が命を考えていくことしかできません。
一万年後の地球を今考えることはできますか？



 無人の星に駆け落ちした夫婦の話。星についてまもなく夫は無くなるが、子供がやがて生まれる。その子やさらに孫と交配を繰り返し主の保存を図る。 女性が生まれないために、ムーピーなる不定形生物を人間の女性のように形作り、人間のような生き物として、駆け落ち夫婦の種は保存され、やがて滅びる。 なんとも哀しい物語です。遠い未来の、宇宙で人類が惑星に住む時代の物語です。若い男女が、駆け落ちする。場所は、地球から何万光年もの遠い星へ向けて。「火の鳥」では、たいてい強欲な権力者たちが永遠の命の源である火の鳥の生き血を躍起になって求める。地球では、高校生だった少女が、主人公になっている。本編は、そこがほかの作品とは違う。異色なんです。永遠の命なんて、もてないんですよね。人間だって、それが出来ないから虫や鳥のようにすべての生き物は恋をして結婚して、子孫を残す。自分の分身であり、愛する人の分身を。近親相姦を主人公がすることになるのですが、そんな非常な状況でもひたむき、というかキャラクターに勢いがありますね。ストーリーの中にいくつかの謎がありますが!、それもまた、深みが増している感じです。手塚さんはハリウッド映画のようなエンターテイメント性を大切にしている。前半の3ページぐらいは、コマワリが、大変に映画的。映画のようなラブシーン。短い中に、多くのことが詰まっています。密度の濃い作品ですよね。
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<item rdf:about="http://book-a031.book-buys.net/detail/16/4091874320.html">
<title>PLUTO (2) ビッグコミックス</title>
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<description>自ら核兵器を所持しているにも拘わらず、新たに他の国が核兵器（大量破壊兵器）を持つことを禁止する...アメリカ合衆国とイラクの間で2003年に行われたイラク戦争をヒントに、ストーリーを展開している。
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自ら核兵器を所持しているにも拘わらず、新たに他の国が核兵器（大量破壊兵器）を持つことを禁止する...アメリカ合衆国とイラクの間で2003年に行われたイラク戦争をヒントに、ストーリーを展開している。
そして、２巻では新たな世界最高峰ロボット１対とウランが登場した。「人を殺す完璧さ」は、明らかにアトムの別作品に出てくる
悪の心を発生する装置「オメガ因子」が下敷きになっています。
善悪両方の心を備えてこそ、完璧なロボットだという。
Plutoはブラック・ジャックはじめ多くの手塚作品を踏まえた描き方で、
子供のころから手塚作品に触れてきた身としてはニヤリとさせられます。
あと、お茶の水博士はどう見ても手塚治虫ですね（笑

同胞たちを「いっぱい」破壊したモンブランが戦争に疑問を持つ逸話は、
この作品の「戦うことの意味」というテーマを象徴しています。
1巻でノース2号が「もう戦いたくない」と語るのと似ています。
そして、戦地に赴くアトムの映像。確かに違和感はあるのですが、
大量破壊兵器としての能力を持つという設定だけに、
こうした泥臭さがかえってリアリティーを与えている気がします。1巻から読んでください。感動しますよ。1巻、2巻の構成力に。雑誌に連載している時から？いや、構想を考えているときから、単行本1巻、2巻をきちんと計算してつくってないとこうはならない驚きが最後の頁に隠されています。3巻目の終わり方がとっても楽しみです。つまらなくはなかったです。
でも、他の浦沢さんの作品と比べるとどうも面白くないかな…。20世紀少年とかが傑作すぎるのかもしれませんが。
まだ2巻なのでいろいろ言えませんが、今後に期待したいです。集めます。貪り読むように読む。一巻の最終ページで、やっと主人公のアトム君が登場というひっぱりかたで気になって仕方がなかったがようやくアトムの表情と存在が「どのように描かれるか」がわかる。つまりそれは「浦沢直樹の描くアトム」が、やっと正体を現すということだから。巻末で手塚治虫先生の息子である手塚眞さんが、「手塚治虫の他の作家による本格的なリメイクはいつか必ず来ると思っていた」といったことを語られているが、僕も正直ももう少し先だと思っていた。しかし、このクラスの作品に仕上がっていることから、時期は満ちていたのかもしれませんね。前回の『２０世紀少年』の書評 でも書いたのだが浦沢作品の特徴は、日常を淡々と積み重ねて全体の骨太の物語を浮かび上がらせるという手法にあると、僕は思っています。だから、連載で読んでいると似たような単調な日常のシーン「のみ」で一回が終わってしまい、実は読むのが面倒くさくなることがあります。モンスターなんかは、連載中はたるくて読むのがめんどくさくなったことが度々ありました。しかし、それを単行本で一気読みすると、全体が神の視点で統合されており、単行本で読むと作品の大きな流れが一番面白く読めるように設計されています。見事ですね〜。
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<item rdf:about="http://book-a031.book-buys.net/detail/17/4041851033.html">
<title>火の鳥 (3) (角川文庫)</title>
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<description> ヤマト編はヤマト王朝の末っ子王子と熊襲の女との許されざる愛が目玉ですが、それもさる事ながら、強烈な印象を残したのが王子、ヤマトオグナの父・ソガ大王の滑稽なキャラクターですね。

 カッコいい肖像画...</description>
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 ヤマト編はヤマト王朝の末っ子王子と熊襲の女との許されざる愛が目玉ですが、それもさる事ながら、強烈な印象を残したのが王子、ヤマトオグナの父・ソガ大王の滑稽なキャラクターですね。

 カッコいい肖像画を描かせようとしたり、ヤマトの国や自分をたたえる歴史書を編纂させようとしたり、自分の壮大な墓を罪のない人々を生贄にしてまで作らせようとしますが、正しい歴史を残そうとした熊襲のタケルを滅ぼしたオグナを「建設大臣」にした為に墓作りは挫折したまま亡くなってしまいました。その際訳の分からないうわ言を繰り返した挙句、「コロンブスの卵」の如く名言(？)「バカハシナナキャナオラナイ。」で締めたのがある意味圧巻でしたが、敗戦で価値観が逆転した時代を体験した、故手塚治虫氏だからこそ、地球という大きな星から見ればちっぽけなものに過ぎない権威や権力にすがるのがいかに馬鹿馬鹿しいかのテーマが表面的なギャグを交えながら、非常に説得力ある内容で描かれています。

 異形編は手塚先生が好き(？)輪廻転生がテーマですが、ちょっとしたミステリーものでさくっと読むには良い内容でしたね。 本作は古代ヤマトの神話をモチーフにしたヤマト編と、応仁の乱前後の信仰をモチーフにした異形編から成る。 ヤマト編は草創期のヤマト朝廷の偉大さの影に隠れた古墳への生贄という文化を皮肉ったないようであり、歴史に残る古代土木事業の中で多くの人命が個の権力者のために理不尽な形で踏みにじられたであろう事に対する怒りがこめられている。 また、異形編はある時間のねじれから、自分が自分を殺すと言う因果応報のお話。ちょっとしたミステリーとしても楽しめます。〜時代を経ても読み継がれる作品は少なくないけれど、大人になって「もう一度読みたい」と駆り立てられる作品はけっして多くはないだろう。火の鳥。扱った題材もさることながら、「生と死」というテーマを子供たちにマンガばかり読んで、、と親を失望させていた、あのころのニューエイジ世代にそして現代のニューエイジ少年少女、それに成人にさり〜〜げなく読ませ続けて来られて，今もまだ読ませておられる。その、今は亡き手塚聖人を讃えて、このレヴューを書かせていただきました。〜手塚治虫さんのライフワークとなった火の鳥。今春よりNHKでアニメ放送がはじまったので、それをきっかけに多くの人が本も読んでくれると嬉しいです。この作品はとにかくスケールのでかさが半端ではありません！！すばらしい。
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<title>マンガの描き方―似顔絵から長編まで (知恵の森文庫)</title>
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<description>マンガの神様が マンガを語り 分かりやすく解説してくれてる！ それだけで歴史的価値観があるのではないでしょうか？ 
いろいろなマンガ家さん達が この本で勉強してきたという事実もあります。
30年まえ...</description>
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マンガの神様が マンガを語り 分かりやすく解説してくれてる！ それだけで歴史的価値観があるのではないでしょうか？ 
いろいろなマンガ家さん達が この本で勉強してきたという事実もあります。
30年まえに読んで感動しましたが、もう一度 買おうと思っています。
漫画なんて描かないし描けない私ですが、かの有名な手塚氏の本ということで読んでみました。
漫画の描き方と言うよりは手塚氏の漫画理論です。
今まで漫画はただ漠然と読んでいたのですが、なるほど漫画の理論とはこういうことなのかと思いました。
本書は1977年に出版されたものの再版なのですが、今の漫画でも通用することばかりに思えました。
手塚氏は本格的に絵画を勉強していないことにコンプレックスがあったそうですが、
画力が高くてもつまらない漫画もあれば、絵が下手でも面白い漫画はあります。
それが何故なのか分かったような気がしました。お世辞にも売れていないけど商業誌で自分の作品が載るようになってもう８年。単行本も２冊出してもらったけど、正直めげてしまいそうなつらいことが多い。そんな時氏のこの本を読み返して勇気を分けてもらう。もう何十回読んだかわからない。この本と出会って漫画描きになった。これから漫画家になろうとする若い人には古臭い内容に思えるかもしれないけれども、本質的な部分は変わらないので要ご一読を。私は、この本を、１９７０年代の初版本で読んだ。平易な文体で書かれた、楽しい本であるが、その内容は、題名の「マンガの描き方」と言ふよりも、マンガとは何か？と言ふ問いへの、巨匠（手塚治虫氏）の内省である。軽い本の様に思はれそうだが、この本は、手塚氏の芸術論であり、巨匠のマンガへの姿勢を知る上で、極めて重要な一書である。−−この本を書いた当時、巨匠は、栄光の頂点に在った。それにも関わらず、この本を読んで印象ずけられる事は、手塚氏が、何と謙虚な人であったか、と言ふ事である。そして、この本を読むと、手塚氏が、マンガは、人間社会において何が出来るか？と言ふ問いを絶えず考え続けて居た事が強く感じられる。そうした意味において、この本は、手塚治虫の花伝書であると、私は、思ふ。（西岡昌紀・内科医）「マンガの描き方」というタイトルから、技術本という印象を受けるかもしれませんが、技術的な話はあまりなく、技術本というよりは、読み物です。内容としては、・初心者が「マンガを描く」ためには、どういうことをすればいいのかといった最初の動機付け。・魅力ある「マンガ」とはどういうものか。・「マンガ」と教育の関わり。･･･など。マンガに対する手塚先生の考え方が述べられています。最近のマンガは、絵の技術は相当高くなっているが、どこかしら似たような展開のものが多いと思います。マンガは、アイデアが重要で、絵は「省略、誇張、変形」という単純だが特徴をもつべきだという主張が一貫して述べられています。???手塚治虫による、タイトルどおりの「マンガの描き方」の本。1977年初出のものを、文庫化。  ???著者が想定している主な読者は「今まで描いたこともなかった人」。落書きから始めればいい。紙と鉛筆さえあればいい。手塚は、繰り返しそう言う。そして、「省略、誇張、変形」という基本的な考え方やそれに基づく絵の描き方、実際にアイデアを「ひねり出す」ための「問題集」、など具体的なテクニックを惜しげもなく披露し、漫画の世界への扉をいっぱいに開いてみせる。例えば、「いろいろな顔をつくろう」と題した見開きページ。まゆげ、目、鼻、口の4つのパーツがそれぞれ8つのバリエーションで右ページに描かれ、左ページにはそれぞれを組み合わせて32パターンの顔の例を並べていく。これなら描けるかも…と著者の思惑通りについ手近な紙に落書きしたくなってくるような楽しさ、わかりやすさである。  ???一方で、読み飛ばしてもかまわない、と前置きしつつ本格的な技法や印刷などの専門的な知識、そしてプロを目指す人や新人漫画家への厳しいメッセージも幾度も顔を出している。後半になるにつれその傾向は強くなり、手塚ファン、漫画ファンには読み応えのある記述が並ぶ。「（アイデアを生む苦しさについて）ぼくだってこうなのだから、みなさんだって労力や努力を惜しんではいけない」。「ぼくの漫画から、戦後の長編漫画が確立されたと、気の弱いぼくだけど、これだけはそう信じている」。漫画の「神様」であった手塚の、漫画界を引っ張る者としての自と責任感、後輩たちを育てることへの熱い思いに溢れている本。巻末に収録されたQ＆A形式のあとがき、夏目房之介の解説も興味深い。（門倉紫麻）
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<title>PLUTO 4 ―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (4)</title>
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<description>お茶の水博士が修理するロボット、あの手塚先生から名前をもらった工学者さんの開発した、犬型ロボットです。
究極のロボットがどこに行き着くのか。
浦沢ワールドでは、人間と同じ感情をもった、不完全な、そし...</description>
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お茶の水博士が修理するロボット、あの手塚先生から名前をもらった工学者さんの開発した、犬型ロボットです。
究極のロボットがどこに行き着くのか。
浦沢ワールドでは、人間と同じ感情をもった、不完全な、そして予測のできない、人間の隣人となるようです。
名作漫画として完成していく事は確信しますが、展開は読めません。
次回が楽み。
天馬博士がなんとなく碇ゲンドウの雰囲気を漂わせているような。
時代の流れを感じさせてくれるPluto。
あとがきは西原式、んん、何というべか。
メトロポリスに行きつくのか。初めに言っておくと私はアトムを見ていた世代でもなく、手塚治先生の作品で読んだことがあるのはブラックジャックくらいですブラックジャックは面白かったけどやっぱり年代を感じずにはいられませんでしたではこのPLUTOはどうかというと、全然それを感じさせないのだ手塚先生の世代を越えたメッセージを浦沢直樹先生という奇才が自分の持ち味を活かしつつキチンと一つの完成品としてリメイクされているとても面白く良くできた作品だと思います 『営業ものがたり』で浦沢をコケにしまくっている西原が、本巻の「あとがき」を「描｣いています。この人選が浦沢の希望なのか編集者の提案なのか知りませんが、とにかく笑わせてもらいました。

 で、改めて各巻に「あとがき」があることを意識したのですが、しかしちょっと待て…「あとがき」って普通は著者が書くものじゃない？ …とすると、浦沢＝西原ってことになりません？ これはアレです、｢反省する私｣と｢反省される私｣の二重性を孕んだ自己意識の構造じゃないですか？ 当然、西原が｢反省する私｣です。自我は他者を媒介にして形成されるワケで、まさにその通りの構造を、各巻は反映している様子です。

 前巻までの「あとがき」執筆者は、ま、いずれも浦沢を褒めてます。作品自体を一個の意識的存在に擬すなら、第3巻まではまだナルシシズムの水準にあります。本巻で初めて、自我の中に強烈な否定(自己相対化)が導入されたのです。ロボットが｢悪｣を為し得るか否かという主題を通じて機械と人間の境界を問う本作品にふさわしい、覚醒の巻なのです。

 ただ、浦沢の資質がこの問いに適しているかどうかには、疑問もあります。登場するロボットが、まるっきり人間ソノモノか旧式のガチャピン型かの両極に分かれるのは、西原も指摘している通り、浦沢にロボットを描くセンスが欠けているからでしょう。「ほとんど人間」というギリギリのロボットが描けない。しかしロボット・フォビアが蔓延する社会で、「まるっきり人間」型ロボットがここまで大量に野放しになっているという設定には、かなり無理があると思うのです。

 いよいよ浦沢節に調子が出て面白くなってきた第4巻ですが、はたして超自我･西原の掌から飛び出せるかどうか、固唾を呑んで見守りたいと思います。 原を知っているので、物語の展開はわかっているはずなのに、これほどドキドキ・ワクワクしながら読めるとは…

 考えてみれば、誰もがその物語を知ってるような“古典文学の名作”が、マンガ、映画、アニメの原作になる例は山ほどある。この作品の成功が示したのは、「マンガの名作は、既に（新たな物語の“原作”になる資格を持つ)“古典”なのだ」ということだろう。

 無論それも、浦沢直樹の非凡な才能があればこそ、ではあるのですが。プルートゥ第一巻を手に取った限りは、続巻を待ち詫びることになると思います。リメイクですから大筋はわかっているのですが、絵の印象がガラッと変わりましたし、アトムが描かれた時代と２１世紀の条件的な修正が加えられていますのでオリジナルに近いドキドキ感があります。第４巻は、ゲジヒトのエピソードに多く割かれています。早く続きが見たいですね。
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<title>火の鳥 (10) (角川文庫)</title>
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<description>「野性時代」に連載（1986〜88年）された「火の鳥」最後のエピソード。


テーマは新しい宗教と古い宗教との衝突で「信仰というものは
人間がつくったもの」という手塚のクールな認識がその根底にありま...</description>
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「野性時代」に連載（1986〜88年）された「火の鳥」最後のエピソード。


テーマは新しい宗教と古い宗教との衝突で「信仰というものは
人間がつくったもの」という手塚のクールな認識がその根底にあります。


大海人皇子と大友皇子との皇位継承争いである壬申の乱の原因として仏教と在来神信仰の
間の宗教対立を設定し、しかもその対立の構図が千三百年後の未来においても反復される、
というスケールの大きな構成が採られているのが本作の勘所。

いつの世も変わらない、宗教を政治利用しようとする権力者と、
それに翻弄され、犠牲にさせられる民衆の姿が描かれます。


手塚にはシッダールタの生涯を描いた『ブッダ』がある一方、本作のように
外来宗教としての仏教という負の側面を浮かび上がらせる作品もあるわけで、
改めて作家としての懐の深さ、発想の自由さを感じさせられます。
火の鳥は全部読みましたが、この太陽編を一番興奮して読んでいました。
宗教と愛をテーマに、過去と未来が交差する…
その交差の仕方がすごく自然で、物語を邪魔しないところがすごいです。

交差するという技法の本(漫画やゲームも…)は他にもあるにはあるけれど、
何か無理があって、話が途切れ途切れになる感じがする。
だからあまり読む気は無かったのです。
最初乗り気で読んだのではなかったので反動も大きかったのでしょうか。
何度読んでも、繰り返し読んでも、興奮度は下がりません。

宗教と権力、権力と宗教、繋がれば圧力となる。
そんな中で小さくても育まれる愛…思いっきり無我夢中で人を愛してみたくなりました。

 火の鳥の中でも最も好きなのが『太陽編』。過去の世界、自然の中にも神々が宿るという神教を新来仏教の使徒たちが襲っていく。それとシンクロするように未来の世界も宗教戦争が起きる。愛国心を国家主義が覆おうとしている現代を見ているよう。
この作品には、過去パートと未来パートがあり、それが交互に進んでいきます。どちらも「宗教と権力」がテーマになっており、権力に虐げられているもの達が、反乱を起こします。畏ろしいことは、未来パートの舞台が２００１年だということです。私はこれを読んで、９．１１を思い出さずにはいられませんでした。正義って、一体なんでしょう？人類は、これからもずっと思想による戦争をおこすのでしょうか？だまって指をくわえているしか、ないのでしょうか？私はまだ、答えがでていません。鳳凰編と合わせて読むと、良いかもしれません。オススメです。 火の鳥シリーズの中で、この太陽編が一番のお薦め。過去と未来を自在に行き来する類まれな構成、史実をふんだんに取り入れたノンフィクション風語り口、腐狗とシャドーの戦士というキャラクターの妙。どれをとっても手塚治虫の抜きん出た才能をひしひしと感じる。その上、この作品が今から20年近くも前に作られたことを思うと、賛嘆！賞詞が見つからない。 いつの時代も変わらぬ人間の権力欲、名誉欲のなかで、たった一つの愛情だけは信じつづけたい。うそだらけの宗教と、腐った政治を見せつけられ、それでも新しい世界を信じたい、そんな人々の希望を食って、火の鳥は生き続ける。時代を超え、種族を超えて、結ばれる二人を、火の鳥は「本当に自由な世界」へと導いてくれるのか。
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